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火蛇
「火蛇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
火蛇の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ら電気を出す蛇を載す。一七六九年版、バンクロフトの『ギヤナ博物論』二〇八頁にいう
火蛇《ファイア・スネーク》は、ギアナで最も有毒な蛇だが、好んで火に近づき火傍に眠....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
と精神とは、息も止まるばかりに回転する輪舞のままに、常に動いている。一匹の小さな
火蛇《かじゃ》のように、彼は昼も夜も炎の中に踊っている。何物にも疲らされず、あら....
「三国志」より 著者:吉川英治
却を令せざるを得なかった。彼自身も急に車を後ろへかえした。 ときすでに遅し矣。
火蛇の如き焔の陣は、行く先々を遮った。それはことごとく敵の伏兵だった。今にして思....