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火道具
「火道具〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
火道具の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
に火打袋が掛っております、これは圖書が野掛に出ます時常に持ちます火打袋で、中には
火道具や懐中附木もありますから
火道具を出して火を移しますと、傍に燭台も蝋燭もあり....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
た。さて、時分はよしと思ったのに、気のつかないことったら仕方がないもので、米友は
火道具というものを持っておりませんでした。この人は煙草を喫わない人だから、常に火....
「後の業平文治」より 著者:三遊亭円朝
を出して取ろうと致しますると、亥太郎が承知いたしませぬ。 亥「やい同心、刃物や
火道具じゃア有るめえし、引ッ奪るには及ぶめえ、何だと思う金じゃアねえか、さア己が....
「アイヌ神謡集」より 著者:作者不詳
の擬声詞. (2) pushtotta……鞄の様な形のもので,海猟に出かける時に
火道具,薬類,その他細々の必要品を入れて持ってゆくもの.同じ用途のもので piu....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
うというては、火鉢の火を線香に取るばっかりや。」 弱った。 「それやかとても、
火道具はちゃんとここに持っておるがや、燐寸なぞは使わんぞ、艾にうつす附木には、浅....