火鼠[語句情報] »
火鼠
「火鼠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
火鼠の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「邪宗門」より 著者:芥川竜之介
《そむ》いているので、噂に聞く天狗の翼だか、それとも天竺《てんじく》にあると云う
火鼠《ひねずみ》の裘《けごろも》だかわかりません。――
この容子を見た私どもは....
「二人小町」より 著者:芥川竜之介
よ》いのです。
使 では何でも云いつけて下さい。あなたの欲しいものは何ですか?
火鼠《ひねずみ》の裘《かわごろも》ですか、蓬莱《ほうらい》の玉の枝ですか、それと....
「三国志」より 著者:吉川英治
と、第二の合図をあげた。それは望楼から打揚げた狼烟であった。シュルシュルシュルと
火鼠のような光が空へ走る。 城外十里の彼方にあって、その火の手を待っていた呂布....