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「炎威〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

炎威の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
西航日録」より 著者:井上円了
日なり。早朝、雲際に山影を認む。これアンナンの南端なり。ホンコン以来、日一日より炎威相加わり、宛然三伏を迎うるがごとし。ときどき惰気眠りを促しきたり、筆を執るに....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
夜もすがらはうつファンターの声きけば、眠る心も涼しかりけり 二十二日、晴れ。炎威いくぶんを減じ、朝夕ややしのぎやすきを覚ゆ。終日、風静かに波滑らかにして、海....