»
炙り出
「炙り出〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
炙り出の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白峰山脈縦断記」より 著者:小島烏水
、しかし存外、平凡な峠だ、樹も思ったより小さいし、谷は至って浅い、去年の霧の中に
炙り出されたものは、梢一本さえ、どこに深く秘されたのだろう、夢から醒めたようだ、....
「谷より峰へ峰より谷へ」より 著者:小島烏水
て河原に出ると、岳川岳の大きな岩石が、杓子を並べたように、霧の中にうすぼんやりと
炙り出されて、大きくひろがったり、小さく縮んだりしている。 イワス(岩壁の截り....
「澪標」より 著者:外村繁
、とにかく、癌研へ行って来ます」 白紙に明礬水《みょうばんすい》で書いた文字が
炙り出されて来るように、昨夜、妻の言った言葉が、私の頭に次第にはっきり蘇って来る....