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炭質
「炭質〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
炭質の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梓川の上流」より 著者:小島烏水
ノ俣、二ノ俣、赤岩小舎の傍の赤沢、引きかえして霞沢山から押し出す黒沢というのは、
炭質を含んだ粘板岩が、石版を砕いたように粉になっているもの。白沢はこれに反して、....
「現代忍術伝」より 著者:坂口安吾
「天草鉱業はどこに鉱山をもっとるか」 「エエ。常磐に炭坑三ツ。常磐では指折の優秀
炭質を誇っております。七千五百から八千カロリー。八千五百ぐらいまでありますんで、....
「書記官」より 著者:川上眉山
紙、毎年の採掘高は幾十万円、利益配当の多いことはまず炭山にはほとんどまれで、その
炭質の良いことは遠く三池の石炭にも増して、内外諸方へ軍艦用として売り込むものでも....