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点を打つ
「点を打つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
点を打つの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
\》口をきくと愛敬があってお客の心を損ねず、芸は固《もと》より宜《よ》し、何一つ
点を打つ処はありませんが、朝は早く起きて御膳焚《ごぜんたき》同様にお飯《まんま》....
「伊太利亜の古陶」より 著者:宮本百合子
うなまるを描きつけた。この皿の銘のように、二つの文字の間に現代人のする通りの句切
点を打つことは、決してなかったのである。 愈々自分の見識で、この皿を贋物と判定....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
見ることには実に鋭い。よく分るです。けれどもテーモ・リンボチェに対しては一つの欠
点を打つべき所もなかったのであります。誠にその戒行は清浄であって人を憫み救わるる....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
当時に有名の番匠川越の源太が受け負いて作りなしたる谷中感応寺の、どこに一つ批
点を打つべきところあろうはずなく、五十畳敷|格天井の本堂、橋をあざむく長き廻廊、....