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点眼薬
「点眼薬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
点眼薬の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「眼を開く」より 著者:夢野久作
仕様がない。小説書きが眼を奪われたら、運の尽きと思うから、手を消毒する石炭酸と、
点眼薬と、黒い雪眼鏡を万田先生から貰って、念入りに包んで送ってくれ。黒い眼鏡はむ....
「独り旅」より 著者:若杉鳥子
て渡米するのだといっていた。 翌朝起きて顔を洗ってくると、彼女は手提げの中から
点眼薬を出して、ごろりと仰向けに臥た。目薬をさしてくれというのだった。澄んだ大き....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
目がひどくて、殆んど焦点がきまらない有様なので、いつか目を悪くした時慶応で貰った
点眼薬をまた貰って、この二日程はふすまのワクが真直にみえる様になりました。自分で....