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点鬼簿
「点鬼簿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
点鬼簿の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「点鬼簿」より 著者:芥川竜之介
一人の姉を持っている。しかしこれは病身ながらも二人の子供の母になっている。僕の「
点鬼簿」に加えたいのは勿論《もちろん》この姉のことではない。丁度僕の生まれる前に....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
朧状態に誘い込んだものがあったのだよ」
「ではなんという化物だい。だいたい鐘楼の
点鬼簿には、人間の亡者の名が、一人も記されていないのだからね」
「化物どころか、....
「歯車」より 著者:芥川竜之介
を、リウイサイトと云う毒|瓦斯のことを。…… 「君はちっとも書かないようだね。『
点鬼簿』と云うのは読んだけれども。……あれは君の自叙伝かい?」 「うん、僕の自叙....