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「為山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

為山の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
細木香以」より 著者:森鴎外
藤次郎は子之助時代に鯉角と号し、一に李蠖とも署していたが、家を継いだ後、関|為山から梅の本の称を受け、更に晋永機に晋の字を貰い、自ら香以と号し、また好以、交....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
よ 京都へ嫁入る女子に 暖き加茂の流れも汲み習へ 亡児惟行が記念の帛紗に為山が藤の花画きたれば 行き行きて行くこの春の形見かな 夏の部 大刀根の泡や....
子規居士と余」より 著者:高浜虚子
は月に一会以上諸処に催おされて、その出席者は居士、鳴雪、飄亭、非風、古白、牛伴(為山)、松宇、桃雨、猿男、得中、五洲、洒竹、紫影、爛腸(嶺雲)、肋骨、木同、露月....
漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
すようになったのであった。子規居士が帰ったと聞いてから、折節帰省中であった下村|為山君を中心として俳句の研究をしつつあった中村|愛松、野間|叟柳、伴狸伴、大島|....
」より 著者:正岡子規
○十年ほど前に僕は日本画崇拝者で西洋画排斥者であった。その頃|為山《いざん》君と邦画洋画優劣論をやったが僕はなかなか負けたつもりではなかった。....