» 烏賊の甲

「烏賊の甲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

烏賊の甲の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
聖アレキセイ寺院の惨劇」より 著者:小栗虫太郎
警部は一振りの洋式短剣を突き出した。銅製の鍔から束にかけて血痕が点々としていて、烏賊の甲型をした刃の部分は洗ったらしい。それがラザレフの所有品で、平生扉の後の棚....
潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
数約四百噸ばかりの沿岸艇で、橙色に染め変えられた美しい船体は、なにか彩色でもした烏賊の甲のように見えたが、潜望鏡と司令塔以外のものはいっさい取り払われて、船首に....
夢殿殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
血液のような弱性のアルカリにも溶けるものを、君は幾つ数える事が出来るね。例えば、烏賊の甲のような、有機石灰質を主材に作ったとしたら、その鉤は血中で消えてしまって....
ある遊郭での出来事」より 著者:若杉鳥子
すぐ血痕が附着するとか、線路上に飛散した男女の肉片が、夜来の豪雨に洗い曝された、烏賊の甲のようにキレイだったとか――色々のことを私は聴いた。 何時の世にもこう....