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「烟波〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

烟波の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
竹青」より 著者:太宰治
れでは、ついていらっしゃい。」とぱっと飛び立つ。 秋風|嫋々と翼を撫で、洞庭の烟波眼下にあり、はるかに望めば岳陽の甍、灼爛と落日に燃え、さらに眼を転ずれば、君....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
奥へつき進んだつもりで、かえって湖畔へ出たりしてしまいました。 湖畔に立って、烟波浩渺《えんぱこうびょう》たる湖面の夜に触れると、そこにまた、この男特有の感傷....