無い袖は振れない[語句情報] » 無い袖は振れない

「無い袖は振れない〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

無い袖は振れないの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
つきたくなるほどに気のよく見えることもある。 「仕方がないったって仕方がない――無い袖は振れないから」 「有り過ぎるのです、鎧櫃の中には、金銀のお銭《あし》が有....
食べもの」より 著者:佐藤垢石
によき思いつきである。私のように、脳のうとい者には、着想不可能であった。昔から、無い袖は振れないとか、いかに巧みな手品師でも種がなくてはどうにもならぬ。と、いう....