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無上道
「無上道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
無上道の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
福あれ! (一九一五・一一) 善くなろうとする祈り 我建超世願、必至
無上道、斯願不満足、誓不取正覚 ――無量寿経―― 私は私の心の内に善と悪とを感....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の時、月の光もまためぐって、卒塔婆にうつる一面の文字には、 「我不愛身命、但惜
無上道」 月は冷やかに、道志脈の上を徘徊《はいかい》すること、以前に変りはあ....
「新しい潮」より 著者:宮本百合子
紙の文句が新聞につたえられた。「公明日月の如し」とか、「我が身命を愛さず唯惜しむ
無上道」とか、「得意淡然失意泰然」とかいう辞句は時利あらず、いかような羽目にたち....
「連環記」より 著者:幸田露伴
月に其傾向を募らせ、又其傾向の愈々募らんことを祈求して已まぬのをば、是真実道、是
無上道、是|清浄道、是安楽道と信じていたに疑無い。それで保胤は性来慈悲心の強い上....