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「無声の詩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

無声の詩の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
妾宅」より 著者:永井荷風
る等は、誰でも知っている、誰でも喜ぶ、誰でも誘《いざな》われずにはいられぬ微妙な無声の詩ではないか。敢えて絵空事《えそらごと》なんぞと言う勿《なか》れ。とかくに....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
る非難がある。この中には前に挙げた「黄昏を横にながむる月細し」のごとく、完全なる無声の詩もあるが、一方にはまた「棘の中のギス」およびその次の句のような、耳に訴え....