無意気[語句情報] » 無意気

「無意気〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

無意気の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
ようになります。 文「お村や、手前は柳橋でも評判の芸者であったが、私《わし》は無意気《ぶいき》もので芸者を買ったことはないが、手前に恩にかける訳ではないが、牛....
小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
かきて、さあこれからがようようこっちのからだになりしという風情。欲には酌人がちと無意気と思い貌に、しかし愉快らしく、妻のお隅の顔じろりと見て、まず三四杯|傾くる....
路傍の木乃伊」より 著者:夢野久作
弱肉強食と黄金万能の動物的享楽以外の何物でもない事がわかった……無良心、無節操、無意気、無感激な、ただその時その時の風まかせで生きて行く人間でなければ、大衆生活....
馬琴の小説とその当時の実社会」より 著者:幸田露伴
なぞという人物は、ちょうどこの左母二郎の正反対の人物に描いてありまして、正直な、無意気な、生野暮な男なのであります。しかるにその脚本にはその田舎くさい、正直なの....