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無憂樹
「無憂樹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
無憂樹の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
華の名を記憶したのだろう。 この無憂花は無憂華とも無憂華樹《ムユウゲジュ》とも
無憂樹とも称する有名なインドの花木であるが、またそれがマラッカならびにマレー諸島....
「夫人利生記」より 著者:泉鏡花
たせたまう一枚のと、一面やや大なる額に、かの藍毘尼園中、池に青色の蓮華の開く処。
無憂樹の花、色香|鮮麗にして、夫人が無憂の花にかざしたる右の手のその袖のまま、釈....
「西航日録」より 著者:井上円了
時カルカッタに帰り、大宮氏の寓所に入る。過日、大宮氏は釈尊の降誕に関係ありとて、
無憂樹の葉を余に贈れり。ゆえに、余はその返礼としてヒマラヤより楓葉を持ち帰り、左....