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無死
「無死〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
無死の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「後世への最大遺物」より 著者:内村鑑三
じゅうなく》、人生有生死《じんせいせいしあり》」であります。しかし生死ある人生に
無死の生命を得るの途が供えてあります。天地は失《う》せても失せざるものがあります....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
れまでのことである。 宮は経机にお目をおとした。仁王経の一端がひらかれていて、
無死無生 の四字が眸にとびこむ。――一切衆生ハ無生ノ中ニ於テ、妄リニ生滅ヲ見テ....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
新しい光波となって、また都会栄花のステージへ降りそそいで来よう。無常の作用はまた
無死の作用といえる。 金沢から北陸沿海を一走、山越えで琵琶湖の湖北へ出て帰京し....