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無水
「無水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
無水の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三人の双生児」より 著者:海野十三
珠枝さん、ハッキリは分らないが、どうやらこれは砒素が入っていたような形跡がある。
無水亜砒酸に或る処理を施すと、まず水のようなものに溶けた形になるが、こいつは猛毒....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
前漢以前から行われた事だろうか。すべて蛇類は好んで水に近づきまたこれに入る。沙漠
無水の地に長じた蛇すら能く水を泳ぎ、インドで崇拝さるる帽蛇《コブラ》は井にも入れ....
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
は終いには何もないので、物も出ませんで、皺枯っ声になりまして南無金比羅大権現、南
無水天宮、南無不動様と三つを掛合にして三つの内|何ちか一つは験くだろうと思って無....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
人々にはみな倦怠の感が生まれ、指を折ってこの航海の終わりを待っている。) 阿西海
無水相銜、白影波間泛、近看是布帆。 (阿の西の海は果てもなく、雲と水とがおたがい....