無異[語句情報] » 無異

「無異〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

無異の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
|冱寒《ごかん》の地は蛇を産せぬ。ギリシア海に小島多く相近きに産するところの物有無異同あり。例せばシフノス島には毒蛇あり、ケオス島に蠍《かつ》、アンチパロス島に....
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
しはさ》んだ狠戻《こんれい》豪黠《ごうかつ》の佐々成政を熊本に封じたのは、成政が無異で有り得れば九州の土豪等に対して成政は我が藩屏《はんぺい》となるので有り、又....
連環記」より 著者:幸田露伴
子は有ったに相違ないが、傍系の故だか、加茂氏系図にも見当らぬ。思うに妻も子も尋常無異の人で、善人ではあったろうが、所謂草芥とともに朽ちたものと見える。 保胤は....
南国太平記」より 著者:直木三十五
せられそうろう》御趣旨之旨、相心得致指揮《あいこころえしきいたし》、仏蘭西人者、無異議引払、英国人は未だ滞留いたし居候得共、国中一統人気も平常に帰し―― 「わ....