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無着陸
「無着陸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
無着陸の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
を挟んで空軍による決戦の行なわれる時が、人類最後の一大決勝戦の時であります。即ち
無着陸で世界をぐるぐる廻れるような飛行機ができる時代であります。それから破壊の兵....
「空中墳墓」より 著者:海野十三
二十年前のことになりますが――先生もよっく御記憶かと存じますが――東京を出発して
無着陸世界一周飛行の途にのぼったまま行方不明となった松風号の最後を識りたいのです....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
トンの荷物を積み、毎時一七五キロメートルないし二二〇キロメートルの速度で大西洋を
無着陸で飛ぼうというのである。 フランスに現在「世界一熱病」の流行していること....
「氷河期の怪人」より 著者:海野十三
やブータンの国々の間をぬい、そして一気にアフガニスタン国のカブールという都市まで
無着陸の飛行をつづけなければならなかった。これは全航路の中で、一等あぶないところ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
っていませんが、三八年の九月のモスク※から三人の婦人飛行家(モスク※と南露の方を
無着陸飛行したレコード保持者たち)がバイカルのこちらのコムソモーリスカヤ辺へ無着....
「怪奇人造島」より 著者:寺島柾史
来かかっているよ。これは、東京帝国大学の航空研究所で設計したものだ。太平洋なぞ、
無着陸で往復できるよ」 「ほう、愉快だなア」 「小僧たちも、うんと勉強して、これ....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
に西洋の中心たる位置を占むること。 ※ 決戦用兵器が飛躍的に発達し、特に飛行機は
無着陸にて容易に世界を一周し得ること。 右三条件はほとんど同速度を以て進みあ....