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「無知の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

無知のの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
茶の本」より 著者:岡倉覚三
する者が実に少ないのは、誠に歎かわしいことである。われわれは、手のつけようのない無知のために、この造作のない礼儀を尽くすことをいとう。こうして、眼前に広げられた....
白金之絵図」より 著者:泉鏡花
占めた鼓に劣らず、声が、タンタンと響きました。 何事ぞ、この未熟、蒙昧、愚癡、無知のから白癡、二十五座の狐を見ても、小児たちは笑いませぬに。なあ、―― 最早....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
られた。 日本でこの方面の研究は日がまだ浅い、この研究に従事した福来友吉博士が無知の東京帝大理学部の排斥により同大学を追われたのは二十余年前である。英国理学の....
獄中消息」より 著者:大杉栄
人の心を悩ます。 君はまだ生の理想に遠い、 君はまだ婦人美を具えない。 紅の唇、無知のつつしみ 今やその価いと低い。 君よ、処女たるを求めず、 ただこの処女より....
わが戦争に対処せる工夫の数々」より 著者:坂口安吾
人ほど現実の恐怖に直面するとふるへあがつてしまふ。彼等の強いのは知らないからで、無知のせゐで、いつたん知ると恐怖に対するとりみだしただらしなさは論外だ。 私は....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
域は狭い。文献の有無を検討するにしても鶴見はまるで不案内である。こんな疑惑は畢竟無知のさせる烏滸の沙汰である。そうであって欲しいと思って見ても、不審は解けない。....
仇討姉妹笠」より 著者:国枝史郎
型に属する独楽なのか、そういう方面に関しては、彼は全く無知であった。が、そういう無知の彼にも、何となくこの独楽が凡作でなく、そうして制作されて以来、かなりの年月....
娘煙術師」より 著者:国枝史郎
いうように、両手を上げると頭を抱えた。 「つまらないことを申し上げました。姉上が無知の人間かのように! 私が悟った人間かのように!」 フラフラと小次郎は歩き出....
迷信解」より 著者:井上円了
との話がある。これ、もとより世の物ずきが悪戯になしたるに相違なきも、老僕のごとき無知のものは、ただちにこれを狐狸の所為に帰し、ついに世間に実事として伝えらるるよ....
審判」より 著者:カフカフランツ
男はたくさんの聞き込みをかき集めて、訴訟を引延ばすことを知っている。けれどあれの無知のほうがずるさよりもずっと大きいくらいだ。あれの訴訟なんか全然始まっていない....
個性」より 著者:北大路魯山人
、まだ型にはまったものの方が見苦しくない。大学を出ない無知よりは、同じ大学を出た無知の方がましだ。だが、大学に行っても自分でやろうと思ったこと以外はなにも身につ....
河豚は毒魚か」より 著者:北大路魯山人
ふぐそのものである。 ふぐ汁や鯛もあるのに無分別 ふぐでなくても、無知な人間は無知のために、なにかで斃れる失態は、たくさんの例がある。無知と半可通に与えられた....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
わが国の不利、けだしこれより大なるはなし。しかして、その地方に住する人民の多数は無知の愚民にして、ロシアのなんたるを知らず、ロシアと日本はいかなる関係を有するや....
味を知るもの鮮し」より 著者:北大路魯山人
、ほぼ察し得られるゆえに、生きた資材も、いらざる手間のために、味を損ね、料理学上無知の譏りを免れず、まことに噴飯に堪えないのが実情である。毎日のように栄養知識、....
料理一夕話」より 著者:北大路魯山人
る自然の理法など知る者は、調理人にはひとりもないようである。せっかくの天産物も、無知のためにもったいなく殺してしまうか、余計なことをして、愚にもつかぬものにして....