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無量寿仏
「無量寿仏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
無量寿仏の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「南国太平記」より 著者:直木三十五
の下へ入れた。そして、口で
「※廬遮那《びるしゃな》如来、北方不空成就如来、西方
無量寿仏、金剛|薩※《さった》、十方世界諸仏、世界一切の菩薩、智火に不祥を焼き、....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
はあるまいの宝楼閣があって、その一々の楼閣の中には無数の天人が伎楽をやっている。
無量寿仏の坐をのせる蓮華の台は、八万四千の花片からなり、その花片の小なるものも縦....
「法然行伝」より 著者:中里介山
なりもこそすれ 上人てづから書付給へける 千とせふる小松のもとをすみかにて
無量寿仏のむかへをぞまつ おぼつかなたれかいひけんこまつとは 雲をささふるた....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
光あまねき太陽に譬えて大日如来と言い、その寿命の無限なところを名に取って、これを
無量寿仏などと言いますが、実体の長と大と量とを説明すべくあまりに果なき名でありま....