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無題
「無題〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
無題の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「貧しき信徒」より 著者:八木重吉
いるせいだろうか 枯れた茅《かや》のかげに 赤いようなものを見たとおもった 病床
無題 人を殺すような詩はないか
無題 息吹き返させる詩はないか
無題 ナーニ 死....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
大正九年ごろから、友人|松根東洋城の主宰する俳句雑誌「渋柿」の巻頭第一ページに、「
無題」という題で、時々に短い即興的漫筆を載せて来た。中ごろから小宮豊隆が仲間入り....
「自由画稿」より 著者:寺田寅彦
じ題で数か月続けようとするのだから事情が少しちがって来る。もっとも、有りふれた「
無題」とか「断片」とかいう種類のものにすればいちばん無難ではあるが、それもなんだ....
「歌集『集団行進』に寄せて」より 著者:宮本百合子
事」「生活の脈動」「町工場」「シベッチャの山峡」「下水工事場」「三河島町風景」「
無題」などの中に、いくつか印象のつよい作がありました。山田清三郎が獄中からよこす....
「無題(五)」より 著者:宮本百合子
無題(五) 宮本百合子 鴎外全集 第二巻 雲中語 を読む。 第一感じること。....
「無題(八)」より 著者:宮本百合子
無題(八) 宮本百合子 松林、鎧戸を閉したヴィラの間を通って Hotel Ha....
「無題(十一)」より 著者:宮本百合子
無題(十一) 宮本百合子 自分で書いたことの意味が、十年もたって一層ほんとにわ....
「無題(三)」より 著者:宮本百合子
無題(三) 宮本百合子 未練も容謝もない様に、天から真直な大雨が降って居る。 ....
「つぼみ」より 著者:宮本百合子
銀の 糸でとり手を作ってる ヒーラヒーラ黒蝶が 紫陽花にとぶ夏の夕 〔
無題〕 カガヤケ かがやけ可愛い御星 あなたは一体どんな人 そんなにたのしくキラ....
「芽生」より 著者:宮本百合子
はよけい銀座の町にはげしいなつかしみをもってる様になったんでした。 〔
無題〕 外には木枯しがおどろくほどの勢で吹きまくって居る。私は風を引きこんで出....
「日記」より 著者:宮本百合子
して居た。なまじいの紳士より彼等の方がいかほど人間らしくあり尊ぶべきであるか。「
無題」三枚を書く。「後に来るものに」を読み動かされた。佐藤さんから電話のときに坪....
「私の青年時代」より 著者:山之口貘
。暖房屋のときには、慣性の法則みたいなのが人間の心理のなかにもあることを感じて「
無題」という詩をつくり、ダルマ船のときには、陸を食いつめて水上に移り、まるで船頭....
「『唯研ニュース』」より 著者:戸坂潤
茲に聊か衷心を吐露するものだ。 (一九三八・一) (八七号、一九三八・一・一五)
無題――回想・五カ年有半 一九三八年二月十二日、唯物論研究会はいよいよ解散にな....