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然うと
「然うと〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
然うとの前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「隠亡堀」より 著者:国枝史郎
出した。 グイと伊右衛門は引き上げた。 「や、南無三、餌を取られた。……それは
然うとオイ直助、今日は鰻は取れたのか?」 「うんにゃ」 と直助は首を振った。「....
「首頂戴」より 著者:国枝史郎
手間暇は不可ぬ。野武士時代の蛮勇を揮い、スポリと一刀に仕止めるだけさ。……それは
然うと此処は何処だ?」 駕籠の戸をあけて覗いたが、 「よろしい、ここで下ろして....
「甲州鎮撫隊」より 著者:国枝史郎
のかい、妾が、体の血粘洗おうと来たのを、そんなように独合点しやがったのかい。……
然うと聞いちゃ、まんざら慾の無い妾じゃアなし……ようし、その意で。……) 例の....
「天主閣の音」より 著者:国枝史郎
此次にしよう。お互浅黄の頭巾を脱ぐと、気不味いことが起るかもしれねえ。……それは
然うとお半の方だが、お前に何か目算があるなら、仲宜くした方が宜かろうぜ。女子と小....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
「ほほうのう。ご祐筆《ゆうひつ》でござったのじゃな。では、剣術なぞのご修業は自
然うとかったでござろうな」 すると、小娘が年に似合わない利発者か、ぱっと面を赤....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
旦那ア何うも面目|次第もねえ、だしぬけにエイと遣ったのは実は私なんで」 小「おや
然うとは存じませんで甚だ御無礼を致しました」 仙「いや、此方が御無礼で、帰って見....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
七「ぞんざいに育てはしませんよ」 梅「旦那……正太郎が云ッつけたのでお婆さんは
然うと思って居るのでしょう、私だっても頑是がないから、それは彼れも我儘を致します....
「平凡」より 著者:二葉亭四迷
に囚《とら》われて了ったのだが、流石《さすが》に囚《とら》われたのを恥て、明かに
然うと自認し得なかった気味がある。から、若《もし》其頃誰かが面と向って私に
然うと....
「源氏物語」より 著者:紫式部
情に疑いを持っておいでになるのが今になっていよいよ煩わしく思われもする心から、自
然うとうとしいふうを見せていくようになったのであるが、薫のほうではそれにもかかわ....