焼け原[語句情報] »
焼け原
「焼け原〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
焼け原の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「播州平野」より 著者:宮本百合子
初孫の誕生という時々、ひろ子は出来るだけのことはして人々を満足させて来た。東京が
焼け原になってしまって何一つ無くなった、ということも、殷賑《いんしん》だった東京....
「塩原多助一代記」より 著者:三遊亭円朝
んまア此処えお出なせえ、あんたも知っての通り、今日で三日の間捜しやすが、なにしろ
焼け原べいで尋ねる所もなし、自身番へかゝって尋ねても何うも知んねえ、誠に困ったも....