焼け火箸[語句情報] »
焼け火箸
「焼け火箸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
焼け火箸の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「偸盗」より 著者:芥川竜之介
それとともに、相手の横に払った太刀《たち》をあびて、恐ろしい叫び声を出しながら、
焼け火箸《ひばし》でも踏んだように、勢いよくとび上がると、そのまま、向こうの顔へ....
「自由画稿」より 著者:寺田寅彦
表面へ胡粉《ごふん》を塗り絵の具をつけた至って粗末な仮面である。それを買って来て
焼け火箸《ひばし》で両方の目玉のまん中に穴を明ける。その時に妙な焦げ臭いにおいが....