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焼滅
「焼滅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
焼滅の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「風流仏」より 著者:幸田露伴
土像などに近づく時は現当二世の御罰あらたかにして光輪を火輪となし一家をも魂魂をも
焼滅し玉うとかや。あなかしこ穴賢。....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
、窓がズラリと一階二階三階平行して同じように並んでいる。それらはみんなこの戦争で
焼滅してしまったが、天下に一ツだけ残ったのが三ツ寺なんだね。大阪の人は「三ツデラ....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
瞭だ。蝦夷が焼いたのではなく、恐らく中大兄王と藤原鎌足らが草の根をわけて徹底的に
焼滅せしめたのに相違ない。 そして、書紀全篇の中で、ただ一ツ調子が妖しく乱れて....
「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」より 著者:森鴎外
殿、同肥後守|光尚殿御三方に候えば、御手数ながら粗略に不相成様、清浄なる火にて御
焼滅下されたく、これまた頼入り候。某が相果て候今日は、万治元|戊戌年十二月二日に....
「二十歳のエチュード」より 著者:原口統三
》として君臨する、光栄の月桂冠ではないか。 *103 スフィンクスを
焼滅せよ。しからずんば、すべてをスフィンクスと化せ。 *104 「影響....