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焼玉
「焼玉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
焼玉の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「病院風景」より 著者:寺田寅彦
があって、谷中のお寺に下宿していた学生時代に、時々昼食を食いに行った。オムレツと
焼玉子の合の子のようなものが、メニューの中にあった。「味つき」と「味なし」と二通....
「水鳥亭」より 著者:坂口安吾
っていれば、おそらく毎日くりかえすだろう。 「エンジンのついた船はですね。それが
焼玉エンジンですよ。みんな輸送船に徴用されています。若い漁師は戦争に持ってかれ、....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
の定期船は午前の八時半と十一時半にでる。午後は定期船がないから、漁師のチッチャな
焼玉エンジンで大島へのりこむツモリであった。漁師のポンポン船は二年前からナジミな....
「汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
めの寄港地としての日本――が新しく認識されたのである。 まず、「ボムベンおよび
焼玉を放発して」も日本を開港させずにはおかぬという凄文句の手紙で五〇年代があける....