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焼粉
「焼粉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
焼粉の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日輪」より 著者:横光利一
わせた。広間の中央には忍冬の模様を描いた大きな薫炉が据えられた。その中の、菱殻の
焼粉の黄色い灰の上では、桜の枝と鹿の肩骨とが積み上げられて燃え上った。咒禁師はそ....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
にベーキングパウダーが小匙二杯さ」大原「ベーキングパウダーとは何だね」小山「即ち
焼粉《やきこ》さ、西洋菓子の膨らんでいるのはこの粉が入るからだ。食品屋に売ってい....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
は誰にでも出来ます。外に何の道具もないという片田舎でも出来ます。メリケン粉もない
焼粉《やきこ》もない玉子廻しもないという処でも出来ます。先《まず》七、八寸の玉子....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
ンは玉子の黄身三つに砂糖大匙三杯とバター大匙一杯とを煉り混ぜメリケン粉大匙六杯と
焼粉を小匙一杯加え湯煮たる栗を小さく砕きて一斤ほど入れて牛乳を大匙二杯ほど注し、....