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煩冗
「煩冗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
煩冗の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「門」より 著者:夏目漱石
、子供のない宗助の耳にはそれほどの同情も起し得なかった。かえって主人が口で子供を
煩冗《うるさ》がる割に、少しもそれを苦にする様子の、顔にも態度にも見えないのを羨....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
感慨に失して無用の冗句を累ね、故人の肖像のデッサンとして頗る不十分であった。即ち
煩冗を去り補修を施こし、かつ更に若干の遺漏を書足して再び爰に収録するは二葉亭|四....