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煮詰める
「煮詰める〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
煮詰めるの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「すっぽん」より 著者:佐藤垢石
、足、甲羅の縁などを細かく刻み込み、これに薑を加えて生醤油を注ぎ、炭火で気ながに
煮詰めるのであるが、こんな贅沢な佃煮は他にはないかも知れぬ。 私が杯を傾ける間....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
》してそれから味淋《みりん》とお砂糖と鰹節《かつおぶし》を沢山入れて三時間位よく
煮詰めるのです。塩の鹹《から》い梅干なら四、五|度《たび》もよく湯煮漏さないとい....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
》に掬《す》くい取って三十分間煮てアクがいよいよ出なくなったら火を弱くして一時間
煮詰めるのです。
煮詰める時決して掻《か》き廻《まわ》してはいけません。アクを幾度....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
《すく》い取ってアクが出なくなったら火をズット弱くして弱火《とろび》で二、三時間
煮詰めるとジャムになります。西洋では無花果を乾《ほ》して砕いて珈琲《こーひー》に....