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煽ぎ立てる
「煽ぎ立てる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
煽ぎ立てるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
陣屋の盛綱を気取って、扇をあげて褒めそやすと、ほかの連中も偉い偉いと扇をひらいて
煽ぎ立てる。いや、実にばかばかしい話ですが、昔はこんな連中がいくらもあったもので....
「魔都」より 著者:久生十蘭
、生意気ねェ、大した器量でもないくせに。どこがよくてあんなやつを」
とめは手で
煽ぎ立てるようにし、
「ええええ、器量ならとてもあなたの足元にも及びませんのさ。....
「私の生活」より 著者:種田山頭火
ても此頃で八時九時には起きる。起きる直ぐ、新聞を丸めた上へ木炭を載せかけた七輪を
煽ぎ立てる。米を洗う、味噌を摺る。冬の水は冷たい、だから肉体労働をしたことのない....