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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
縷紅新草」より 著者:泉鏡花
往来の人々が目を欹れば皆見える、見たその容子は、中空の手摺にかけた色小袖に外套の熊蝉が留ったにそのままだろう。 蝉はひとりでジジと笑って、緋葉の影へ飜然と飛移....