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「熊野街道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

熊野街道の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
多きも何かその理由あり。決して比丘尼の詛いに由らぬはもちろんながら、この辺、昔の熊野街道で色々土人が旅客を困らせた事あったらしく、西鶴の『本朝二十不孝』巻二「旅....
」より 著者:佐藤垢石
して、その男は私と共に河原の石に腰をおろして一服つけながら、数日前吉野の五条から熊野街道を南へ下り本宮の近くまで下って、十津川で釣ったところ、素晴らしく数多く釣....
日本の伝説」より 著者:柳田国男
家の水飲谷にあるのは、弘法大師が指先で穿ったといって結構な水であります。南部の旧熊野街道の山路に、今一つある弘法井などは、親切な老婆が汲んで来た水が、千里の浜ま....