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熊野詣で
「熊野詣で〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
熊野詣での前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「京鹿子娘道成寺」より 著者:酒井嘉七
説が脚色されたものである。延長六年八月の頃、奥州に住む、安珍という年若い美僧が、
熊野詣でに出足した。その途中、牟婁郡で、まさごの庄司清次という男の家に、一夜の宿....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
挿すとて詠める。 ちはや振る 香椎の宮の 杉の葉を ふたたびかざす 我が君ぞ 君
熊野詣でには、梛の木を折って、髪や冠にかざして帰る風俗があるから、ここでも杉の葉....