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熟蝦夷
「熟蝦夷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
熟蝦夷の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
上文引ける公家の日記によっても明白な事実である。しからば彼らは果して俘囚すなわち
熟蝦夷の種であったのであろうか。系図の伝うるところによれば、彼らは正しく田原藤太....
「春雪の出羽路の三日」より 著者:喜田貞吉
斉明天皇朝に阿倍比羅夫の遠征によって郡が置かれ、当時津軽の辺にまで、内地化したる
熟蝦夷がいたほどであった。しかるにこの山間の仙北地方は、なお久しく麁蝦夷すなわち....