熨斗紙[語句情報] »
熨斗紙
「熨斗紙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
熨斗紙の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「少女地獄」より 著者:夢野久作
して提《ひっさ》げて来た酒瓶と樽にはレッテルも何もなく、きわめて粗末な、田舎臭い
熨斗紙《のしがみ》が一枚ずつ貼り付けて在《あ》る切りであった。一口味わってみた私....
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
。今のさっき大川で土左船の者からきいたばかりの、あの心中の片われの名がはッきりと
熨斗紙の表に書かれてあったからです。 「不審なことよのう。――京弥々々。京弥はい....
「鴻ノ巣女房」より 著者:矢田津世子
い慣わして、人へ恵むということをあまり喜ばない。お貰い物が殊のほか好きで、それへ
熨斗紙を掛けかえたりしては他家への遣い物にしたり、あれこれとひとりで忙しがってい....