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熱伝導
「熱伝導〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
熱伝導の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「寒さ」より 著者:芥川竜之介
通し、T時間内に移る熱量をEとするね。すると――好《い》いかい? Hは温度、Xは
熱伝導《ねつでんどう》の方面に計《はか》った距離、Kは物質により一定されたる熱伝....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
よう。彼はまた普通のガス態の法則がこの際適用するものと仮定したのであるが、しかし
熱伝導と輻射とは余り重要でないものと見なしている。もっとも彼より八年前にレーン(....
「銀座アルプス」より 著者:寺田寅彦
があったそうであるが、鉄筋コンクリートの岩山は火には決して焼けくずれない。しかも
熱伝導がきわめて悪いから下で半日焼けても屋上でははき物をはいた足の裏を焼けどする....
「原子爆弾雑話」より 著者:中谷宇吉郎
「もう戦時態勢にはいったのだから、そういう研究は止《や》めて、砲金《ほうきん》の
熱伝導度の測定を始めてくれ」ということで、急に金属物理学の助手に早変りすることに....