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熱性
「熱性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
熱性の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
体躯はかの四元素から組成されたものだから当然のことである。一人の人間の本質中に火
熱性の元素、寒冷性、乾燥性、湿潤性等の元素がいかに混合されているか、その程度の差....
「反戦文学論」より 著者:黒島伝治
て遂行する××××は、これを肯定しているのである。「夜」は無産階級をして、冷かな
熱性を覚えさし、無産階級を奮起させる。プロレタリアートの戦争に対する態度は、その....
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
精神とを、文学の根本から根こそぎに抜き去ろうと考えた。かくて遂に、初期に於ける情
熱性は排斥され、ゾラやモーパッサンの開祖でさえ、あまりに感傷的であるとして非難さ....
「東京要塞」より 著者:海野十三
乾きがすること、第二に、固まってしまえば鋼のような強い弾力を帯びること、第三に耐
熱性に富んでいるらしい非常に優秀な漆喰だった。すくなくとも市場には、こんなに勝れ....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
んでいた。
生理学者が今彼の様子を観察したならば、科学上よく知られ類別されてる
熱性混迷のしだいに高まる徴候を見て取り得たであろう。この
熱性混迷が苦悩に対する関....
「レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
かし大した実用にはなりそうもない」と云っているのは面白い。 一八八二年十月に発
熱性のリューマチスに罹って数週間出勤が出来なかった。丁度この時に王立協会から恩賜....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
を禁ず。また芥子、胡椒、葡萄酒、珈琲、蜂蜜未熟の菓物柿等を禁ず。 ○心臓病には温
熱性食物を禁じ全く寒冷の食物を取らしむべし。刺撃性の食物は尽く禁ずべし。濃く煮詰....