熱河[語句情報] » 熱河

「熱河〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

熱河の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
来る。更に山西に行けば世界衆知の大資源がある。石油は日本国内にも、まだまだある。熱河から陜西、甘粛、四川、雲南を経てビルマに至るアジアの大油脈があることは確実ら....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
第二十九軍長の職を退き、二、今後省内に於ける排日行為を再発させぬ保証を与え、三、熱河省一帯地区の支那軍隊を他へ移動して同地域内には今後支那軍を駐兵させないこと、....
社会時評」より 著者:戸坂潤
第二十九軍長の職を退き、二、今後省内に於ける排日行為を再発させぬ保証を与え、三、熱河省境一帯地区の支那軍隊を他へ移動して同地域内には今後支那軍を駐兵させないこと....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
軍部と資本家との両者にとって寸分の食違いもない共通の利益なのである。で、支那軍の熱河省進出事件などは全くこの成功の前祝いのようなものだったのである。 ハルハ三....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ちにヘディンはかなりあります、『馬仲英の逃亡』『さまよえる湖』(ロブ湖のこと)『熱河』など。上二冊の部分ね、ゴビは。大気のよく澄んだところの写真はきれいです。ラ....
三国志」より 著者:吉川英治
伝えて、大混乱を起していた。 所詮、かなわぬ敵と怖れて、袁尚はいち早く、遼西(熱河地方)へさして逃げのび、州の別駕、韓※一族は、城を開いて、曹操に降った。 ....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
田崎式は必ず大成功をする事と信ずる。その他幾多の方法が発明の途上にあるであろう。熱河から陜西、四川にわたる地区は世界的油脈であると推定している有力者もあると聞く....