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燕岳
「燕岳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
燕岳の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「単独行」より 著者:加藤文太郎
上山へ廻ってみた。大正十五年七月中頃には岩間温泉へ下山、七月終りには中房温泉から
燕岳へ登り大天井岳西岳小屋を経て槍ヶ岳の絶頂を極め穂高連峯を縦走し上高地へ下山、....
「槍ヶ岳第三回登山」より 著者:小島烏水
、石の翼の羽ばたきの、最も強いものであると思われる、眼前の常念山脈では、大天井と
燕岳に乱れた雲が、組んず施つれつしている。 登りついた左の肩には、三角標の破片....
「谷より峰へ峰より谷へ」より 著者:小島烏水
厚く端の尖った葉が、ところ嫌わず緑青の塊をなすりつけている、東の方に大天井岳や、
燕岳が見えはじめたが、野口の五郎岳あたりから北は、雪に截ち切られている、脚の下を....
「霊気」より 著者:豊島与志雄
して、山の尾根伝いに、見上ぐるばかりの急坂を、よじ登りよじ登り、三時間余にして、
燕岳の肩にある小屋に出る。流るる汗を拭いながら、ほっと息をついて見渡せば、正に天....
「昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
たのである。 ※代の悲鳴 大きい洞窟《ほらあな》は一つでなく、もう二つあった。
燕岳《つばくろだけ》の洞窟と、穂高岳《ほたかだけ》の洞窟だ。
燕岳には『千種』....