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「燠火〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

燠火の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旅愁」より 著者:横光利一
揚物など、こんな手数のかかるものは茶店の老婆に届けて貰うことにして、矢代は小屋の燠火で鶏の丸焼をするつもりだったが、料理にかかるには時間が少し早すぎた。小屋の床....
釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
絶え入りそうにもつれて上る。井戸の壁と起した石とに※々乎《しょうしょうこ》として燠火《おきび》が※《かがや》いていた。 無言のうちに事が運ばれた。 逸早く彦....