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燻蒸
「燻蒸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
燻蒸の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「木犀の香」より 著者:薄田泣菫
かな日の午過ぎ、そのしろがね色の、またこがね色の小さな数々の香炉によつて燃焼し、
燻蒸しようとするのだ。匂は木犀の枝葉にたゆたひ、匂は木犀の東にたゆたひ、匂は木犀....
「黒い手帳」より 著者:久生十蘭
きあげようとすると亭主が、「このごろ南京虫がふえてやりきれぬから、部屋を密閉して
燻蒸消毒をするつもりだ。ついでだからあなたの部屋もやってあげましょう。二日だけ近....