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「爪掛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

爪掛の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
いて通るのもめずらしかった。蒲で編んだ箕帽子を冠り、色目鏡を掛け、蒲脚絆を着け、爪掛を掛け、それに毛布だの、ショウルだので身を包んだ雪装束の人達が私の側を通った....
童子」より 著者:室生犀星
わたしはなるべく、飛び飛びに歩いては、水たまりへ足を辷らせぬように用心した。が、爪掛けをつッ込み、ぬるい水を足さきに浴びた。――それでも乳を大切にかかえている自....