片倉小十郎[語句情報] » 片倉小十郎

「片倉小十郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

片倉小十郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
突貫紀行」より 著者:幸田露伴
の二階立てを禁じありしとかにて、うち見たるところ今なお巍然《ぎぜん》たる家無し。片倉小十郎は面白き制を布《し》きしものかな。福島にて問い質《ただ》すに、郡山より....
真田幸村」より 著者:菊池寛
起って突かかり、瞬く間に、政宗の先手を七八町ほど退かしめた。政宗の先手には、かの片倉小十郎、石母田大膳等が加っていたが、「敵は小勢ぞ、引くるみて討ち平げん」など....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
栄吉と相談し、年寄役とも相談の上で、おりから江戸屋敷へ帰東の途にある仙台の家老(片倉小十郎)が荷物なぞは一時留め置くことに願い、三棹の長持と五|駄の馬荷とを宿方....
石狩川」より 著者:本庄陸男
にも、先ずオヤフロに二十九戸が予定されています、シライシ、テイネには、白河の家中片倉小十郎の旧臣百五十七戸が引きうつってまいります、ごらん下さい、あの開墾小屋を....
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
文字を作《な》すに至らしめ、其の逐《お》えば逃げ、逃げては復《また》集るさまは、片倉小十郎をしてこれを天下の兵に擬《なぞら》えて、流石《さすが》の伊達政宗をして....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
の松前鉄之助と仲間嘉兵衛、助高屋高助の浅岡、板倉内膳正、塩沢丹三郎、先代菊五郎の片倉小十郎、神並三左衛門、茶道珍斎、先代左団次の伊達安芸、荒木和助、大谷門蔵(後....