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片折戸
「片折戸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
片折戸の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
なっているが――前にした、静かな往来にむかって、百姓|家《や》の角に、竹で網んだ
片折戸《かたおりど》をもった、粗末ではあるが閑寂《かんじゃく》な小屋に、湯川氏の....
「「平家物語」ぬきほ(言文一致訳)」より 著者:作者不詳
れて行く。おじかなく此の山里と詠じた嵯峨野の秋の暮の景色にさぞや哀を思ったろう。
片折戸にした所を見つけては若し此の処に居らっしゃりはしないかとあるこうあるこうと....
「処女の木とアブ・サルガ」より 著者:野上豊一郎
の飛び飛びに並んだほこりっぽい道路の片側に、牧場で見るような簡単な板を打ちつけた
片折戸が締まっていて、案内者のサイドが車から下りてベルを鳴らすと、遠い奥の方から....