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「片月〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

片月の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ゆず湯」より 著者:岡本綺堂
の白くみえた。 「今夜は十三夜ですか。」と、私はふと思い出して言った。 「へえ、片月見になるのも忌《いや》ですから。」 徳さんは笑いながら薄をみせた。二人は言....
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
仄白くみえた。 「今夜は十三夜ですか。」と、私はふと思い出して云った。 「へえ、片月見になるのも忌ですから。」 徳さんは笑いながら薄をみせた。二人は云い合わし....
女難」より 著者:国木田独歩
どこでどなた様に逢いますことやら……」 途で二三の年若い男女に出遇った。軽雲一片月をかざしたのであたりはおぼろになった。手風琴の軽い調子が高い窓から響く。間も....