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「片紙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

片紙の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
灰燼十万巻」より 著者:内田魯庵
中を左視右顧しつゝ悵然として焼跡を去りかねていた。 四壁の書架は尽く焼燼して一片紙の残るものだに無かった。日本の思想界を賑わしたトルストイもニーチェもワイニン....
怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
ん、へい若しありましたら御存分になさいまし」 源「然らば是を見い」 と投げ出す片紙の書面。孝助は手に取上げて読み下すに、 一|筆申入候過日御約束|致置候中川漁....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
付す。また、わが国の守り札のごときものを貼付せるあり。「文帝宝誕喜助※金何輛」と片紙に印刷したるものを貼付せるを見る。案ずるに、シナ人は金紙銀紙を神前において焼....