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片肺
「片肺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
片肺の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「足迹」より 著者:徳田秋声
来て顔を顰めた。 二人はびっくりして、箸を休めた。 「昨夜の××さんの話じゃ、
片肺まるでないというこんだぞえ。」 叔父はまだ奥座敷に寝ていた。昨夜二人でおそ....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
ない生命を持っていることは、弱々しい精神には耐えないほどな苦しみに違いなかった。
片肺の肉体を持っている以上な苦しみだった。 「……あ、坊さんが来る」 半狂人の....